ADHD大学生ポコのブログ

発達障害、その他ほかに適当なことを書くブログ

鬱回復までの変わった道のり|甘えられることの大切さ

 

 

ツイッターやり始めました。こんな寂しいこと言ってますがよろしくお願いします・・・・

 

 

前に記事で書いたのですが、私は一度状態になりました。(今では完全に回復していて問題ないですが)

 

鬱から回復するまでに辿った道を今回は書いていきたいと思います。

 

tadona-pokosan.hatenablog.com

 

•始めに言っておきたいことがあります。

私の場合鬱になった原因は外的要因によるストレスというよりかは自分自身の認識の矛盾によるもの(発達障害の認知)によって起こったと思われます。なので、言うまでもないかもしれませんが回復までの道のりが人と少し違うかもしれません。(これは原因がどうであれ、みなさんにも言えると思います。)読むときはあくまで一つの参考程度にお願いします。

 

鬱になった時の状況

大学受験期でみんなが大学受験が終わった時期でした。2月あたりですね。受験が終わってみんなウカウカ状態です。もちろん友達である私にも遊びの誘いが来るわけです。「焼肉イコーゼ」とか「ボーリングいこーぜ」とかですね。

f:id:tadona-pokosan:20190102101958p:plain

 

初めは家からでれなかったし、出れるだけの体力がなかったので断っていました。(友人には鬱であることを言っていませんでした。当時はなぜ体がだるく、重くなったのか自分でも理解できなかったので鬱状態とも断定できなかったからです)

じゃあ、外に出れるようになったきっかけは?って話になります。

 

何をやったかと言うと、神社にお参りに行きました。毎日晴れの日は午前中に片道10分ほど「歩いて」お参りに行ってました。これは自発的に始めたことではなく母親にやってみたらと言うことで始めました。

最初は行って帰ってくるだけでも酷く疲れていたのですが1ヶ月半〜2ヶ月くらいやっていたら、いわゆるルーティーン化と言うやつでしょうか?不思議と外に出るのが苦ではなくなりました。

 

もちろん、精神的に苦ではなくなっただけであって、身体的にはやせ細った状態だったのでなかなか疲れました。

これをきっかけに、先ほど上で書いた友達の誘いに答えれるようになって人と会える、遊べるようになりました。

 

ちなみに、太陽光を浴びることによって脳内に『セロトニン』という物質が分泌されます。セロトニンは幸せホルモンと言われていて、自律神経や心の安定を助けてくれる物質となっています。鬱当時は知らなかったのですが、セロトニンを増やす薬が打つ治療薬に使われているそうです。

f:id:tadona-pokosan:20190102102000p:plain

 

当時は体を動かすことがいいと思って神社に通っていましたが、実はかなり理にかなった行動だったわけです。

 

 

ここから先は加速度的に回復していきました。ある程度回復していくうちに自分に対して好奇心が湧いてきました。

『自分は具体的にどこが人と違っているのか?』

『ADHDの注意欠陥、多動の症状(特に注意欠陥)が結構なあるのになぜ気づかれなかったのか?』

『なぜ今まで健常者と張り合ってこれたのか?』

『これから先どういう生き方をしようか…』

などなど、気になることがたくさん出てきて~~~~~

 

といった感じで、『完全』とまではいきませんが回復していきました。

 

とはいうものの、半年ちょっとくらい前までは鬱の名残なのか人生の停滞感?が払えず『笑っているけどもどこかで笑えない自分がいる』というなんとも言えないような日々が続きました。

なので半年前を『完全回復』とするのなら、2年と数ヶ月回復までにかかったことになります。恐ろしく長いです。人生20年ちょっとですが、10%以上を霧の払えない、なんとも形容し難い生活を送っていたことになります。やはり、『鬱』と言われるものは怖いですね・・・

 

<まとめ>

この回復(完全回復まで)が早いか早くないかは置いておいて、自分が動ける・自分に対して好奇心などの行動意欲が湧き始める段階に移るはスピードは自分でも速かったと思います。

自分の場合は約1ヶ月半のお参りでだいぶ鬱の状態の流れが変わったと思います。ただこれは自分の中でどこかで甘えれる場所・環境があったからなのではないかと思っています。

 

当時、受験生で、鬱になり、受験できず無条件浪人

学歴社会を生きる人生においてこれは大きな損失ですが、浪人期間(外界との遮断・自分で自由に動ける時間)であったからこそ鬱回復までに余計なこと

『学校に行かなくては』

『学校のみんなが心配するなぁ』

『~を提出しないと』

などの意識下での些細な心配事が皆無だったために、ここまで早く回復できたのだと思います。また家族という甘えられる、守ってもらえる場所があったからこそ、回復に時間を費やせたのだと思います。

 

はっきり言って浪人は贅沢なものです。

本当に・・・

 

書き散らかしていたらそろそろ文字数がかさんできてしまったのでこの辺りで!!!

 

鬱回復までとその評価についてのこの記事が困っている誰かのためになれば幸いです。

 

またね~~

 

 

 

tadona-pokosan.hatenablog.com

tadona-pokosan.hatenablog.com

tadona-pokosan.hatenablog.com