みなさんこんにちはADHD大学生ポコ(@pokopoko_ADHD)です。
今回はうつの経験談(症状)について書いていこうかなと思います。
まあ、実際鬱経験者から鬱は辛いとか言われても全くイメージがわかないと思います。
どういう状態なのかわからないからこそ、鬱は甘えだとか、気合いでどうにかなるという考えが出てくるのだと思います。
こんなことを書いている私も自分が鬱になる前までは、どんなものかわからなかったですし、気分や気合いの問題だと思っていました。なので、「鬱なんて」って思っていた人間が鬱になって感じたこと、どういう状態になるかを書いていきたいと思います。
*これは私の経験であって同じ症状が出るわけでもないので、全ての症状が必ず当てはまるというわけではありません。うつになった人の経験談の1サンプルとして読んでいただけると幸いです。
<なぜ鬱になったのか?>
前に記事で書いた自分が発達障害に気づくまでという記事で一度書いています。簡単に言ってしまうと、大学受験期に周りとの違いがわからず悩み続けた結果鬱になった。と言った感じです。
(似たような学力の人たちと比べて自分が圧倒的に集中力や継続的な努力ができないことに悩みました)
<身体的な変化>
身体のだるさ
自分が鬱になった時期が受験期、二月からだったので布団が厚かったというのもありますが、掛け布団が重く感じ布団からでれなくなりました。
なんと言ったら伝わりやすいのか自分自身でもわからないのですが、『学校に行きたくない』『眠いから布団から出たくない』とかではなく単純に布団(身体)が重く感じ、出られない状態?になりました。物理的に重く感じたって感覚です…多分うまく伝わらないかと思います。心因性であるのは確かなのですが物理的に重く感じたことがとても不思議でした。
行動も1日一つ何か行動できれば良い方といった感じの1日1ターン制になっていました。
三大欲求の激減
食欲・睡眠欲・性欲が大幅に減少しました。特に食欲がひどく喉に物が通らなくなってしまい、結果として5キロほど痩せました。当時はかろうじて喉を通ったゼリーと鮭の切り身を食べてなんとか生きました。
もちろん、こんな食べ物だけで健康(免疫)に影響が出ないはずもなく、皮膚にバイ菌が入ってしまい化膿し結果として、大きな穴があいてしいました。今では塞がっていますが、跡はしっかり残ってしまっています。
(;゚;ω;゚;)
そんなに目立たなくなっているので・・・まあ・・・
<思考の変化>
(脳機能の低下)
上にあげた事項も脳機能の低下の結果といえばそうなのですが、ここでの脳機能の低下は認知機能や思考機能の低下を指す。ということにしといてください。
思考速度の低下、多動性の消失。これも不思議な経験だったのですが、脳機能が低下したせいなのか多動がなくなった。脳内が変に静かになっていたと思います。感覚的である日突然なったというわけではないですし、鬱状態ののちストラテラというADHDに効くとされている薬を飲んだので曖昧な言い方ですが、思考ができなくなっていた分多動性も失われていたような気がします。
人の言っていることが聞こえない・聞き取りにくくもなります。いろいろな面で『鈍く』なりました。
まとめると多動性がなくなり、注意欠陥傾向が強くなった。といった感じです。
楽しさが無くなる
鬱全盛期の時は全くできなかったのですが、少し回復してから指先の運動(脳の活性化)にとゲームをしたのですが、何にも楽しくなかったですね…
YouTubeで動画を見たり、テレビで映画を見てもなんとも思わない(思えない)という不思議な経験をしました。
<鬱になったからこそ気付いたこと>
人間関係の重要性
めちゃくちゃ重要です。自分の場合は人間関係のもつれなどから鬱になったわけではなく、自分自身の自分自身に対する認識のズレを悩み過ぎた結果として鬱になったのでこう言った結論にたどり着いたのかもしれません。
人間、一人では笑えなくても周りが笑っていれば釣られて笑顔になるものみたいです。
それに、鬱という壁を超えたからこそ、自分は以外と周りに影響されているし、影響しているということにも気付きました。自分で言うのもなんですが、自分の存在をここまで肯定的に見れればもう鬱にはなりそうにないですね・・・
案外物事って『ならない』って思ってる時になるものだからなんとも言えないですがね・・・
最後綺麗事のオンパレードみたいで寒くなってきたのでこの辺りで‼︎
文字数が結構な量になってしまったのでまた別でまた別の記事で「鬱復活までにやったこと」を書きたいと思いますが、鬱の時に本当に周りの人間に救われました。(救われたと感じています。)
近いうちに「鬱回復までにやったこと」とか「二度と鬱にならないためにやっていること」とかまとめて書きたいと思います。
またね!