ADHD大学生ポコのブログ

発達障害、その他ほかに適当なことを書くブログ

鬱再発予防のために気をつけること|『受け入れ』もまた重要なのかもしれない

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みなさんこんにちはADHD大学生ポコ(@pokopoko_ADHD)です。

前に鬱になった経緯や鬱状態回復までの道のりを書いたのですが、今現在のこと(何に気をつけているか)を書いてないなと思ったので書きたいと思います。

毎度のことですが誰かのためになれば幸いです。

 

鬱再発率の高さ

だいたい鬱経験者が再度鬱状態になる確率が5割

鬱経験者が再々度、2回目の鬱になった人が3回目の鬱になる確率がおよそ7割とかなり再発率の高い病気?症状と言えます。

さらに3回目になった人が4回目になる確率は9割とより高い数値になります。

つまり鬱になってしまうと鬱グセのようなものがついてしまってなかなか抜け出せない状態になってしまいます。なので自分なりの対策をすることは重要になってくると思います。

 

 

 

自分の体調の変化と気分の変化に関係があることを知っておく。

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自分の体調がすぐれない時、疲弊している、すごく疲れている時は気分が落ち込むことを知っておく。自分はこれが結構重要かな?と思っています。

全員が全員体調と気分が強く関係しているわけではないと思いますが、これを知っておくと双方で役に立ちます。

体調がすぐれないからマイナス思考になっているのだろうとマイナス思考になっている自分を客観視して行き過ぎたマイナス状態にならないようにでき、逆に気分がすぐれないと分かった時には自分では気づいていないけれども身体が疲れているのでは?と気付けたりします。

 

「大丈夫」と思わない。

これはならないために気を付けているというよりかは単純に鬱になった自分の教訓として学んだことで、「自分は大丈夫」と思っている時こそ意外と大丈夫でないということです。

考え込んでいる時、気張っている時は自分の体調、精神状態の異変に気付きにくいものです。「まだいける」「まだ大丈夫」とは思わず、一度立ち止まって自分の状態について見返すようにしています。

 

 

 

 

 

過度な期待、過度な理想を掲げないこと。

私の場合は他人との違いに気付けずに、しかも自分の苦手な分野(勉強)で勝負をしようとした結果考え込んでしまい鬱になりました。

自分が鬱になった要因を考えると全てが当てはまるわけではないと思うのですが、大切なことだと思うので書いています。

 

自分の理想や期待が現実的かどうかを客観的に見れるようになると良いのではないかと思います。

 

変に達観するようですが、人というものは過度に期待をして、上手くいかないと絶望するものです。良いか悪いかは置いておき、理想と現実のギャップが少なければ少ないほど鬱になるリスクは少ないように思います。

ただし、理想を高く掲げなくては行動に対してモチベーションが上がりませんし、人はおそらくどうしても理想と現実にギャップを作ってしまう、作りたがるものだと思います。よく人の夢と書いて儚い(はかない)と読むってやつです。漢字の由来からして昔から人は理想や夢を抱きがちなのでしょう。

 

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自分を見てくれる人を作る

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これが一番大事だと思います。「大丈夫」を疑うことや自分の精神状態の変化の癖を知ることも重要ですが、どうしても何かに悩んだり夢中になっている時は自分の状態を冷静に見ることができなくなってしまいます。

そこで自分以外に自分を見てくれる人を作れば良いということです。

どうやって?となると思います。

 

家族が近くにいる方は家族に症状のことを話してみてもらうこと。もしそれが物理的、精神的(心理的距離感)に不可能であればカウンセリングに通うという方法もあると思います。(これは自分がやっていたため勧めてます。毎度のことですが、人によっては合う合わないあると思います)

 

『カウンセラーなんて毎日会ってないから意味ないじゃないか?』と…

カウンセリングの際に自分の変化のことを毎回言うようにすると自分の変化に気付けると思います。カウンセラーにみてもらうのではなく、カウンセリングという場を通して自分で自分を見ると行った表現の方が正しいかと思います。

 

自分の場合の話になりますが

私はカウンセリングの際に自分のやったことなどを記録したノート?メモ用ノートを持って行って出来事を言うようにしていました。これによって自分では気付いていないけど「先月は結構忙しかった」など再認識することができるので有効かと思います。

 

何でもそうですが、言葉にして出力することによって再認識しやすくなるということがあると思います。頭の中で完結するのではなく、書き出したり、話したりすることは重要だと思います。

 

 

 

結局は・・

今まで書いてきてこんなことを言うのも何ですが自分で見つけるのが良いでしょう。鬱対策、発達障害のライフハックなどでも同じことですが、起こっている問題とその原因は人によって様々です。

「誰々が言っていたからこれをやれば大丈夫」ということはないです。自分と似た境遇の他人のやり方を見て「参考」にして、対策を取ってください。

 

ただ1つだけ確信していることがあります。

やばいと思ったら「本気で逃げろ」ってことです。

逃げ癖はよくないですが、逃げることはいいことだと思っています。選択肢の中に「逃げる」を常に入れて生活してもいいように思います。

 

これは負けではないと…戦術的撤退だと言い張って生きる強さを!!

 

 

またね

 

 

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