みなさんこんにちはADHD大学生ポコ(@pokopoko_ADHD)です。
この前メタ認知の利点や種類について書きましたが今回は発達障害におけるメタ認知の重要性について語っていきたいと思います。
メタ認知の本質『認知を認知する』することの目的は自分を知り、社会の中でどのように振舞うかを決めることだと思います。『そんなのみんな必要じゃないか?』と・・・
みんなが持つべき・持っていると良い視点?能力なのですが特に発達障害を持つ人には重要に感じます。
その理由は『みんな』と同じではないからです。
みんなよりも人生において参考になる人が圧倒的に少なく、また参考になる情報が少ないのです。
・みんなの自叙伝が参考になりにくい。
・みんなの受けている教育が合わない。
・みんなの感性と自分の感性が合わない。
など『同じ』や『似ている』人と会う確率が低く、人生における羅針盤が手に入りにくいという現状があると思います。
これは社会の発達障害に対する認知の遅れも要因の一つですが、社会の認知が進んでも根本的には解決するものではないと思います。なぜならその絶対数が少ないからです。だからこそ『障害』と言われるのです。
発達障害を持っていると『みんな』がなんとなく暮らしている日々を『みんな』と一緒になんとなく暮らしていてはいけないのです。敷かれたレールを走っているといつの間に自分だけ違う場所についてしまっていると・・・
そこで必要なのがメタ認知の能力で『自分を見る力』と『周りを見る力』です。言い方を変えると、より主体的に生きる力とも言えるのではないでしょうか?自分に何ができて何ができないのか、自分がどういう場なら活躍できるのかを把握する力。
これらの情報を一から自分の能力と照らし合わせて生きていかなくてはならないのでメタ認知の技術、能力は発達障害を持つ人の人生において重要なものなのではないかと思います。