みなさんこんにちはADHD大学生ポコ(@pokopoko_ADHD)です。
今回は前回の記事で書いたストラテラの経験談に続いて薬の話をしていきたいと思います。
今回は前回と違って経験談というよりは、自分の考え方・価値観の部分があるので『ためになる』とは思いませんが参考までにということで書いていきたいと思います。
副作用・学問・生活面?と幾つかの理由がありますのでタラタラ書いていきたいと思います。
<副作用>
前の記事を読んでいただけるとよりわかりやすいと思うのですが、自分は副作用の発汗(体温調節異常)と食欲不振に症状が出てしまいました。
発汗(体温調節異常)によって体温調節がうまくいかず体調を崩してしまうことが服用以前に比べてかなり増えたということ。
食欲不振による体重減少がかなりひどく、BMI値が17を切りかけるまで痩せてしまうということが起こりました。もともと19あるかないかの結構な瘦せ型人間だったのですが薬を飲んでさらに痩せてしまい不安になったという理由。
(鬱の時に物が全く食べれなくなってしまった時期があったのでこれも体重減少に影響を与えていると思います)
<学問面>
薬の効果が自分の場合多動には効いたのですが、注意欠陥にはなかなか効果が現れなかったため服用をやめてしまいました。正直、勉強を行う、テストを受ける上では自分は多動よりも注意欠陥の方が問題になっていたため、注意欠陥の方でなかなか効果が現れないのでは意味がない(あんまりない)と思ったため服用をやめました。
今まで小中高と授業点・提出点などが悪い部類の人間でした。その悪い理由が、ADHDとしての特性(先延ばしなど)でやろうとしなかったからできなかったのか、やろうできなかったからなのかを分かっておきたかったという理由もあります。
<日常生活・考え方?>
自分が自分の特徴(ADHDなど)を知ってから初めての学校生活であり最後の学校生活(大学生)なので自分が自分を知った状態でどこまで周りに適応・対応できるか知りたかったというのが大きいです。(副作用や効果の出方よりもこの理由が服用をやめた理由として大きいです)
また、自分の素の状態で何が得意で何が苦手なのかを自分が社会に出るまでにしっかり認識しておかねばいけないと思ったために服用をやめました。
<現状>
・遅刻まあまあしてます・・・
・提出物遅れはしてません!!
・授業中は話聞けてません・・・
遅刻は置いといて、提出物は一回遅れたり忘れるだけで単位が即死する危険がある(理系なので)ので家族や友達にリマインドしてもらったりしてなんとかやっていけてます。
授業中は話を聞きながらノートをとるのがきついので最近は諦めてしまってます。最低限重要なことだけメモって後で教科書見返す方式や友達のノートを写メっていく方式でやっていってます。(現状、授業は他人頼りになってしまってます)
<まとめ>
実際に薬なしで学校生活を送ってみた(真面目に自分と向き合ってみた)感想としては『意外と自分、やっていけてるなぁ』といった感じです。自分ではどうしようもない・どうしてもできないこともありますが、他者の協力によってカバーできている感じです。
*また今度、自分がやっている日常生活や勉強での工夫などをまとめたものを書きたいと思います。
ここからが本当に言いたいことなのですが、これから薬の服用を考えている方、できれば一度薬を飲んでみることをお勧めします。(飲み続けるか飲み続けないかは別として)自分は今は飲んでいなくても、本当に行き詰まった時の救済処置として『自分には薬がある』と思えることで心の持ち様が大きく変わりました。なので、くどいですが自分に薬が合う合わないを含めて一度服用してみることをお勧めします。
今回もただ自分の経験や考えを書き散らかしただけですが、少しでも誰かの参考になれば幸いです。