人と比べる心理|上方比較と下方比較
みなさんこんにちはADHD大学生ポコ(@pokopoko_ADHD)です。
上方比較と下方比較ほとんどの方は聞いたことがない、もしくは言葉の意味がわからないと思います。
簡単に言ってしまうと
<上方比較>自分よりも上の人と比較すること
『あの人は立派だなぁ。私もああいう風になりたい』とか
『あいつめっちゃ稼いでていいなぁ』
といった思考のこと
<下方比較>自分よりも下の人と比較すること
『うわぁ。マジか・・あいつあんなことやってたの?自分の方がまだ全うだわ』
『あいつ23点だってさ。俺らの方がまだ高いわ』
といった思考のこと
(これらの比較はあくまで主観であって実際は上下には関係ありません)
一見、下方比較を悪い考え方のように見てしまうでしょうが、社会の中で生きる上で大切な思考であり本能的に根深い思考でもあるのです。
<心の滋養剤・下方比較>
こんな経験ないでしょうか?自分のテストの点数が思った時よりも悪かった時、平均点を聞いたらみんな悪かったみたいで安心した。
こんな風に自己肯定感や自尊心が低下した時に『まだ大丈夫だ』と認識することで自己肯定感や自尊心・自信を保つのです。
<向上心の源・上方比較>
テレビに出ているモデルの体型を見て、明日からダイエットする。とか
プールに行ったら腹筋バッキバキのお兄さんがいてかっこいいなと思ったから毎日腹筋100回する。
など自己向上意欲を湧かせてくれます。
大切なのはバランスと俯瞰
よく言われる『上を見たらきりがないでしょ!!』のセリフにある通り上を見過ぎてもダメです。自己肯定感や自尊心がズタボロになります。かといって下を見過ぎても根拠のない自信に巻かれて努力を怠ってしまう。
また本来人間が他者と比較したがる生き物であることを知っておくことが重要だと思います。そうすればどんな人にも敬意を持って接することができるのではないでしょうか。
<余談>
本来、人は比べたがる生き物で他者と比べてしまう自分を責めたり、後ろめたく思う必要はないです。人の中、社会で生きる中で他者と比較することによって自分の長所や短所、得手不得手を知り社会の中で自分の立ち位置を確立させていくのだと思います。