ADHD大学生ポコのブログ

発達障害、その他ほかに適当なことを書くブログ

発達障害者は自分は自分他人は他人の考えでは幸せになれないのではないか?

自分は自分他人は他人は良いのだろうか?と・・・

結局のところ結論は出ません。時と場合によると思うのです。私の人生だからこそこういう言い方をしている、こういう見方もできるのではないか?と思ったので書いてます。

 

『他人と比べないことに幸せがある』

こんな言葉を聞いたこと、耳にしたことが一度はあるのではないでしょうか?

この言葉を間違っているとは思いませんし、必ずしも正しいとは思いません。ただ、自分の人生と照らし合わせた時に他人と自分との差を吟味しなかったからこそ失敗したことが多いのではないかと思えてならないのです。

 

言ってしまえば自分が障害を持っていると気づけなかった(違和感を感じていたものの違和感の理由を探すことをしなかった)という後悔があるため他人を見ないということ、比べないということに対してあまり前向きではないのです。

 

『発達障害を持つ人は遅かれ早かれ人と比較しなくてはいけない状態が来るのではないか?』

 

という言い方よりは人と比較する時期がなくては、社会の中でやっていけないと思うのです。

発達障害を持つ人は他の人に比べて得手不得手の差が大きく、他の人に比べて自分の得手不得手を把握している必要があり、その得手不得手の把握には他者と比較する必要があると思うからです。

他者と自分を比べなくては自分の強みを見つけることができないということです。これは社会の中で生きる上での得手不得手というのは絶対的なものではなく、相対的なものだからです。

 

わかりやすい例だと「勉強」

(ここでいう勉強は人間関係とか好奇心とかではなくペーパーテストのための勉強を指します)

偏差値というもので自分が得意科目か苦手科目かを決めてます。自分の他の科目と比べて、自分と他人の出来を比べて出来るか出来ないかです。そこに興味、関心、好奇心などは関係ないのです。繰り返しになりますが、興味関心などの自分自身の絶対的なものではなく、他者と比べてできるできないかによって得手不得手が決まるということです。

 

じゃあ、どのタイミングが良いのか?いつ比較するのか? 

と言った話になりますが、これは個人個人によるのではないかと思います。というのも他者と比較することは重要だと言いましたが、やり過ぎてしまうと自己嫌悪感、自己肯定感が低下してしまうため「適度」に行うのが良いと思います。

これは個々人の精神状態も含めるので~くらいが良いというのはないと思います。

ただ個人的には比較回数は多い方が良いのではないかと思います。比較回数が多い方がフィードバック回数も多いので、より正確に自分の情報が知れると思うからです。

 

 

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少し文字数も増えてきたので締めたいと思いますが、「人と違ってもいいじゃん?」って言葉は他者と比較した時に、自信を無くしたり自己肯定感の低下をさせないための言葉なのではないかと思います。日本は同調圧力だとかが強い国民性があると言われているので「人と同じでなくてはいけない」という力が働いていると思います。

一方、最近は多様性の認知とともに「人と違っても良い」という考えも芽生えやすくなってきていると思うので、私はこれから先より人と比較しやすい環境ができるのではないかと思っています。

比較しやすい環境が必ずしも「良い」とは限らないのでなんとも言ってみようもないですが・・・

 

 

またね

 

 

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