ADHD大学生ポコのブログ

発達障害、その他ほかに適当なことを書くブログ

人は「曖昧」に心地よさを感じるのかもしれない

 

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みなさんこんにちはADHD大学生ポコ(@pokopoko_ADHD)です

 

物事は必ずしも白黒つける必要はないのではないか?

 

 

曖昧とは

1つの表現や文字列、項目などが2つ以上の意味にとれること、もしくは、周辺が不明瞭なことである。

wikiより

 

とあるのですが、人は曖昧さに心地よさを覚えるのではないかと思う。

 

人生における曖昧さとは可能性

 

wikiにもある通り、不明瞭なことを曖昧という不明瞭とは決まっていない、定かではないことをいう

 

 

もし自分の寿命を知ってしまったらどうだろうか?

 

もし自分の能力の限界を知ってしまったらどうだろうか?

 

もし自分の運命を知ってしまったらどうだろうか?

 

どれも知りたいが知りたくないものである。

 

それは「知ってしまう」という行為が自分の中の可能性を潰すのではないか?という不安がそうさせるのではないかと思う。

仮に寿命などが決まっていたとしても…

 

 

今の社会が異常なのかも

 

勝手な想像ですが、人は曖昧なものに囲まれて生きてきた(はず)だと思います。

狩猟採集時代では「生きる」ということに対しても曖昧だったように思えます。

 

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食にありつけるか、動物を捕まえられるか、作物が収穫できるまで大きくなるか

これらは天候だったり運が大きく作用してくるため「生命の維持」というものが曖昧なものだったように思います。

言い換えればいつでも死と隣り合わせな生活を送っていたということです。

 

対して現代はどうでしょうか?

全体的な動きとして曖昧さの排除を強く感じます。

 

お店に行くたびに毎回野菜の値段が大きく変わっていたらどうでしょうか?

不安を覚えますよね・・・

 

仕事では任された課題の期日が不明確だったらどうでしょう。明日かもしれないし1ヶ月後かもしれないと・・

 

こちらも不安になるはずです。

 

本来、曖昧さの中で曖昧さを享受しながら生きてきた動物がここ数百年で曖昧さを積極的に排除するような生活を送っている。

これは大きくなった社会というシステムを維持するために仕方のないことだと思いますが、変化があまりにも急すぎるような気もします。

 

だからこそ仕事で「追われる」ことに対してストレスを強く感じるのでしょう

 

 

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強引に発達障害と結びつけてみる

発達障害を持っている人は、限界を目の当たりにしてしまう。(限界が「明確に」なってしまう)

 

それは社会や人の輪の中で起こるものでもあるが、自分自身の中でスペックの差が大きすぎると光る部分も不得手分野が足を引っ張ってしまう。

 

よく言う発達障害の二面性のようなものでしょう。

上手く自分の能力を活用できれば人並み以上に成果を出せる反面、苦手な分野に頭を突っ込んでしまうとにっちもさっちも行かなくなってしまう・・・

 

光が強ければ影も濃く出てしまう

 

この限界を知ってしまうというものが発達障害を持つ人の不幸な理由なのではないでしょうか?

現状の限界ではなく、一個体としての限界

 

陸上選手になりたくて、精一杯練習しても『神』から11秒を切ることはできないと告げられたらどうでしょうか?

 

相対的な限界とかではなく絶対的な限界です。

「就職に受からない」とか「受験に失敗した」とかの努力次第では〜と言った限界とは異なるもの

 

正直辛いものがあります。

 

ただ一方で低すぎるスペックがあるがゆえに、自分の苦手分野を「はっきり」と知ることができます。

 

これも双方の見方ができるもので、限界を知りたくないが知っているがゆえの「強み」もあるということです。

上にも書きましたが大きすぎる社会システムゆえ、どんな凸凹なスペックを持っていてもハマる場所はあるはずです。

 

なのですが・・・

現在の日本の社会を見ていると、発達障害に対する認知(知っているではなく分かっている)が遅れているため

「明確さ」を求める社会から知り得た『限界』「曖昧」になってしまっているのが今の問題のように私は思います。

 

 

と強引に自分のブログのメインコンテンツである発達障害に結びつけてみたのですが・・・

「結びつけない方がまとまりがあってよかったなぁ〜」と思う次第です。

余計なことしましたけど、削除するのも勿体無いのでこのまま更新します。

 

 

またね

 


 

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