ADHDの思考のズレを図を用いて解説|これだから生きづらい
みなさんこんにちはADHD大学生ポコ(@pokopoko_ADHD)です。
発達障害のADHDが何故いきなり考えていたことを忘れるのか、何故急に話が飛ぶのかを書いていきたいと思います。
あくまで個人的にこうではないか?という表現なので同じ当事者でも納得いく人もいれば行かない人もいるかと思います。一個人の意見としてみていただけると幸いです。
何故考えていたことを急に忘れるのか
この理由は言葉だけで行ってしまうと頭の回転と短期記憶能力が釣り合っておらず思考が勝手に先回りしてしまうから起こります。
その結果今まで考えていたことから考えたことを考えた段階で、今まで考えていたことが覚えていられずにふとした瞬間に今まで何を考えていたのか?と『考えた瞬間』に今まで考えていたことと考えていたことから考えたことを忘れてしまうというのが急に忘れてしまう現象の本質になると思います
話の内容が赤の場所の時、頭の中では緑のところまで考えてしまっている。
しっかりと青の考えていた内容を覚えていれば頭の中の思考(緑)から話の内容(赤)まで話を戻すことができるのですが、ADHDは覚えていられる内容が少ない、ため覚えていられる範囲が今考えていた内容をと良くても一つ前に考えていたことしか記憶して入られません。
そのため会話をしている時に話を戻そうとしてしまうと、記憶を遡れないし、溯ろうと頑張っているうちに今考えていたこと(緑)も記憶から抜けてしまい
『そういえば何考えてたんだっけ?』や『何の話ししてたんだっけ?』といった風に忘れてしまいます。
何故いきなり話が飛ぶのか?
これも考えていたことを忘れる理由と同じです。今まで考えていたことから考えたことに集中してしまうと今まで考えていたことを忘れてしまい、今まで考えていたことからそれてしまいます。
話の根幹を忘れてしまい自分が考えていく・考えていたことを優先して話してしまうとどんどんそれていってしまうということになります。
足元だけを見て自転車に乗っているようなものになります。
結果、今考えていた事しかわからない、何を考えていたかわからない、何を話をしていたかわからないという事になります。
まとめ
これらの症状の根底にあるのは、『多動』と『短期記憶のなさ』です。(注意欠陥もあるかと思いますが・・・)
『それらの影響で毎日話が飛びやすいか?忘れやすいか?』と言われればそういうわけではありません。
これが自分でも難しいとことなのです。
短期記憶は生まれながらにしてスペックは決まっていますが、多動は日によって違いがあるからです。変な話頭の回転が遅ければ・考える速度が遅ければ、記憶が追いつくため筋の通った話ができたり、話していたことを忘れることのない日もあります。
思考している回数が少なければ、今考えていること(緑)から話の内容(赤)まで少ない記憶キャパでも覚えていられる、そのため話を進めることができるのです。
上に書いたように話を忘れてしまうことと話が脱線してしまうことに加えて、それらの症状が日によるというのも辛い点であるということを知っていただけると嬉しいです。
実際・・・・
上で描いた図のような思考回路はしていません。そもそも筋道立ててかんあげられないため、本当は回路で言うところの直列状態の思考はほとんどなく、ほぼ並列です。
思考の過程、概念的なものを図に起こせませんし、強引に起こそうとし複雑であるということが言いたかったためにあのような図になりました。
かえってわかりづらかったかもしれません・・・
『思考を可視化させるというのはとても難しいことなのですね』とまとめた風に見せて逃げたいと思います
‥…━━━ΣΣΣ≡┏|*´・Д・|┛ダッシュ
またね