発達障害ADHDの受験における本当の問題点は注意欠陥ではなく計画性にあると思う
みなさんこんにちはADHD大学生ポコ(@pokopoko_ADHD)です。
ただいま受験期という事で自分が受験の時のADHDゆえの苦労とその問題について書いていきたいと思います。
受験における苦労は大きく分けて模試など試験、本番における集中力とそこに至るまでの勉強に分けられると思います。
大抵発達障害の受験で注目されがちなのは前者の試験本番の配慮やその問題点だと思います。これは配慮が後者に比べてできるからという面があると思います。
しかし本当の問題点、苦労する点は計画性にあると思います。受験は与えられた範囲の勉強を期日までに満遍なくやらなくてはいけません。
計画性というのは受験において最も重要と言っても過言ではありません。
この問題について自分で解決策を見つけることができませんでした。改善策は自分の行動記録をつけるという記事のように細かく自分のやった科目、範囲などを記録してやっていない範囲を洗い出すといったことと、投薬に頼るしかありませんでした。
ただ、ADHDを持ちながらこれから受験をする方の勉強の方針や体勢の参考になればと思い書いています。
受験における計画性というものを吟味してみる
計画性というのはスケジュールを立てる能力とそれを遂行する・努力できる能力に分けられるわけなのですが・・・
どうもADHDの人にはその両方が備わっていないと思うのです。スケジュールを立てる能力に関してはいうまでもないと思うのですが、計画どおりにこなす力もADHDにはないと思います。
というのも日による集中力のバラツキによって計画よりも進んでしまい過ぎたり、大幅に遅れを取ってしまったりを繰り返すという現象に陥るからです。
自分の学習スピードも一定ではないため把握することが難しく、尚且つ計画も立てることができないため二重に詰んでしまっているということです。
にもかかわらず、なぜかADHDの受験における問題点はどうしても受験本番の集中力に向けられがちに思うのです。上にも書いた通り学校側が一番配慮しやすい・唯一配慮できることなので仕方がないと思うし、配慮していただけるだけありがたいと思う反面実際の当事者の問題はもっと奥が深いということを伝えたかったのでこんなことを書きました・・・