ADHD大学生ポコのブログ

発達障害、その他ほかに適当なことを書くブログ

発達障害を『理解』するのって無理ではないだろうか?

みなさんこんにちはADHD大学生ポコ(@pokopoko_ADHD)です。

 

今回も思ったことを書き散らかしたものとなっています。

*自分がADHDのためADHD中心のような物言いになっていますがASDなど他の発達障害にもある程度は当てはまると思います。『発達障害というワードを簡単に使うんじゃない』と言われそうなので予防線張っておきます。

 

 

『発達障害の症状を言っても理解されない』とか『言ったところで全くわかってもらえない』といった書き込みをツイッターやネットで割と頻繁にみかけるのですが、健常者が発達障害の症状の辛さ・苦悩を本質的な『理解』するは難しいし、強い言葉を使うと無理だと思ったほうが良いと思います。

 

適当なこと書きやがってと思われるかもしれないのですが、逆に発達障害側から考えると発達障害を持ってない人、そういった特徴を持ってない人がどのように毎日を過ごしているか、どういった世界を見ているかを『理解』できますか?という話です。ただ漠然と『自分よりは苦労していないだろう・・・忘れ物しないし、計画立てれるし』といったことしかわからないことと思います。

 

何が言いたいかというと、発達障害は先天的なものであるため健常者の感覚がわからない。逆もまた然りで、健常者も発達障害を持つ人の感覚がわからないということです。

 

症状・感覚といったものは同じ物差しでは計れないものなので経験もしくはデータから情報を得てなんかこんな感じなんだと相手の感覚を推測するわけなのですが、先天的なものだとその感覚を経験したことないですし、データ的なもので言えば発達障害自体最近認知が広がってきたとはいえ、まだまだデータは浅いですし何より個人差が大きすぎるため最大公約数的な部分を見て『理解した』とするわけにはいかないのです。

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もちろん辛さ・苦労・努力といったものも同じように他人と同じ尺度では計れないものです。

だからこそ他者を『理解する』というのは難しいのでしょう。

(どれだけ知識のある医者でも患者の痛みの強さを正確に把握できないのと似ていると思います)

 

結局タイトルで何が言いたかったかというと、少し発達障害当事者の方は健常者に対して『理解』を期待しすぎているのではないか?という話です。

あまり期待のハードルを上げすぎず、発達障害に対する『理解』を考えていった方が肩の力が抜けて良いのではないでしょうか。

 

 

www.pokos-life.com

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